【1/31以降必須】Amazonスポンサーブランド広告の「カスタム画像」設定と活用方法を解説
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早速ですが、Amazon出品者の皆様はスポンサーブランド広告の「カスタム画像」は設定されていますか?
カスタム画像とは、商品を使用する場面や用途などをイメージで分かりやすく伝えることができる機能となっております。設定することで、CTR(クリックスルー率)やブランド認知度の向上が期待できます。
2024年1月31日以降、スポンサーブランド広告のカスタム画像は新規または既存の商品コレクション広告においてすべて必須の設定となりました。
これにより、カスタム画像が設定されていない広告は 【2024年5月31日以降】 配信できなくなります。今後もスポンサーブランド広告を利用していく出品者の方は設定対応が “必須” となります。
そこで今回は、スポンサーブランド広告のカスタム画像の設定方法や要件、活用例などを解説いたします。
目次
スポンサーブランド広告のカスタム画像とは
スポンサーブランド広告では、カスタム画像を設定することで購入者に商品の使用イメージなどを分かりやすく伝えることが出来ます。
また、ブランドのイメージなども視覚的に伝えることで、ブランド認知度の向上も期待できます。
Amazonの調査によりますと、以下のデータが出ております。
カスタム画像などのブランドクリエイティブを使用したスポンサーブランド広告は、商品画像のみの広告と比較して、平均するとCTR(クリックスルー率)が50%増加し、ブランドに対する検索が60%増加する
(参考:Amazon Internalデータ、2022年)
スポンサーブランド広告は他の広告より、検索結果画面上で大きめのサイズで表示される広告となりますので、カスタム画像を設定し、より効果的にブランドや商品を露出することが重要となります。
下記の画像は、実際に検索結果画面に表示されていたカスタム画像を設定しているスポンサーブランド広告の一例となります。出品している商品の羅列に加えて、商品の使用状況などが視覚的にイメージ・理解しやすいことが見て取れます。
カスタム画像の設定方法・要件
カスタム画像の概要が理解できたところで、カスタム画像の設定方法・要件を解説いたします。
カスタム画像の設定方法【新規キャンペーンに設定する場合】
広告管理画面の新規キャンペーンを作成する時にカスタム画像をあわせて設定する場合は、下記の手順で設定できます。
広告キャンペーンマネージャー>キャンペーンを作成する>スポンサーブランド広告>商品コレクションを選択>クリエイティブ>カスタム画像>画像を追加>クリエイティブアセットから選択or画像をアップロード
カスタム画像の設定方法【既存キャンペーンに設定する場合】
一方で、既存キャンペーンに対してカスタム画像を設定する場合は、下記の手順で設定することが出来ます。
広告キャンペーンマネージャー>カスタム画像を追加したいキャンペーンを選択>クリエイティブ>クリエイティブを編集>カスタム画像>画像を追加>クリエイティブアセットから選択or画像をアップロード
画像の設定後は「画像を編集」から1:1、1:2などあらゆるアスペクト比の変更が可能です。
設定画面上でズームやトリミングも可能ですので、商品をより魅力的に見せるよう確認しながら加工ができます。
カスタム画像の枚数
カスタム画像は全部で5枚まで設定可能です。
あらゆる使用場面や使用方法が伝わるよう組み合わせて設定をしてみましょう。
画像の仕様、使用できない画像のルールがありますので、引き続き下記をご参照ください。
スポンサーブランド広告の配信には「審査」が必須です。下記を満たしていない場合は審査で却下され掲載不可となりますのでご注意ください。
カスタム画像の仕様
- 画像サイズ: 1200×628ピクセル以上
- ファイルサイズ: 5MB以下
- ファイル形式: PNGまたはJPG
使用できない画像
使用不可①:単色または透明な背景に個別あるいは複数の商品が配置されている画像
使用不可②:個々のブランドロゴまたはロゴの組み合わせ
使用不可③:込み入った画像、過度な画像、編集が不十分な画像
または、判読不能な要素を含む画像、画像内に自然に存在するテキスト(商品のパッケージなど)以外の追加テキストを含む画像
使用不可④:レターボックス形式またはピラーボックス形式が含まれている画像
上記のような画像は使用することができないため、ご準備の際は注意が必要です。
カスタム画像の活用3例
続きまして、「どのようにカスタム画像を活用すれば、ユーザーに対して広告が伝わりやすくなるのか」Amazon専門コンサルタント目線で解説いたします。
活用例1:使用方法
商品の使用方法が伝わる画像を表示することが非常に有効です。
下記画像の広告では、3Dペンという少し馴染みのないおもちゃとなります。
そのため、3Dペンの商品単体の画像ではなく、商品を使用しているシーン画像をカスタム画像として設定することで、使用イメージが湧きやすく、クリックに繋がりやすくなります。
カスタム画像一枚で商品の使い方、使用後のイメージ、対象年齢なども分かりやすく、効果的にカスタム画像を使用している一例になります。
活用例2:ブランドイメージ
ブランドイメージが伝わる画像を表示することも有効です。
下記画像の広告では、高級包丁を取り扱っているブランドが打ち出しています。
通常、商品画像だけでは高級感や使用感がどうしても伝わりにくいのですが、こちらのように包丁の質感や野菜の切り口を表示することで、商品の切れ味、高級感、使用場面を効果的に伝えています。
このようにカスタム画像を設定することで、商品画像のみでは伝わりにくいブランドイメージを伝えることができます。こちらの広告では、カスタム画像を4枚設定されており、他の商品の紹介なども効果的に行なっておりました。
活用例3:食品のイメージや品質の良さ
食品などのイメージを伝えたい場合に有効です。
下記画像の広告では、冷凍ほたてを取り扱っている出品者様です。冷凍でお届けする場合、つい冷凍の状態画像を設定しがちですが、品質が良さそうな食べる前の状態のほたて画像を設定し、購入検討者の興味に繋がりやすく工夫されています。
冷凍状態だと伝わりづらい、ほたてのみずみずしさや肉厚さ、新鮮さなどがカスタム画像で効果的に使われている画像となっております。
冷凍食品以外でも同様で、食べる直前のシーンや美味しく見えるカットなどを設定するのがポイントになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事をまとめますと以下の様になります。
・1/31以降、スポンサーブランド広告のカスタム画像の登録が必須となる
・カスタム画像が設定していない広告は、 2024年5月31日以降 は配信できなくなる
・カスタム画像を使用することでCTRやブランド認知度向上が期待できる
・配信するためには「審査」があるため、画像要件を守った画像を設定すること
スポンサーブランド広告のカスタム画像を、是非売上拡大や広告パフォーマンスの向上に活用してください。
今回の記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
スポンサーブランド広告についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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