【Amazon DSP広告】設定可能なターゲティングを簡単解説!

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早速ですが、皆様は「Amazon DSP」を利用されておりますでしょうか?

Amazon DSPを利用することで、Amazon内の広告枠だけでなく、Amazon外部のサイト・アプリにも広告を配信することができます。

Amazon内の広告であるスポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告と比べて、Amazonやサードパーティのデータを活用することが可能であり、幅広いカテゴリやユーザーのライフスタイル、年齢といった様々なターゲティングができることもAmazon DSPの大きな特徴です。

本記事では、AmazonDSPのターゲティングに焦点を絞り、オーディエンスの各種セグメント、セグメントの活用事例を踏まえ、有効なDSP広告の活用方法を解説いたします。

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Amazon DSP オーディエンスの概要

Amazon DSPでは、広告の配信対象を決めるターゲティング設定を行い、幅広いオーディエンスに対して、広告配信を行うことができます。

そのため、配信の “目的” に応じて、潜在層から顕在層まであらゆるターゲティングが可能になります。

配信できるオーディエンスは下記図のようなものがございます。

▼ターゲティングできるオーディエンス(一部)

ご覧の通り、カスタマーの「ライフスタイル」に合わせたオーディエンスや「特定のカテゴリ」に興味のあるカスタマーに向けたオーディエンス、「年齢や性別」など特定の属性に向けたオーディエンスなど、幅広いターゲティングが可能です。

目的によってオーディエンスを選び、ターゲティングをしていくことがAmazon DSPにとっては重要となります。

例えば、

・自社商品のターゲット層に向けた潜在層や顕在層へのターゲティング

・新規獲得に向けてこれまでターゲットにしていなかった層にターゲティング

といった目的に応じた活用ができます。

次の項目では、「ライフスタイル」や「デモグラフィック」などのオーディエンスにおける各種セグメントについて解説をいたします。

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オーディエンスの各種セグメントまとめ

セグメントはオーディエンスをカテゴリ分けしたものとなります。

それぞれのセグメントで幅広くターゲティングする活用もあれば、組み合わせてターゲットをより絞りピンポイントにターゲティングしていく活用も可能です。

今回は、4つのセグメントを解説いたします。

1)インマーケット

インマーケットのセグメントは、特定の商品に対して直近で興味関心持つカスタマーに向けたターゲティングとなっています。

▼設定可能なセグメント例

  • 「ビジネス関連商品」「ヘルス&ビューティー」といった比較的広いターゲティングのセグメント
  • 「メンズビジネスバッグ」「サプリメント・ビタミン」といった狭いターゲティングのセグメント
  • 「サプリメント・ビタミン」と「ダイエット」といったセグメントを組み合わせたターゲティング

インマーケットは、自社商品に関連のあるカテゴリーに興味のあるユーザーへのターゲティングになりますので、比較的ターゲットが絞りやすく、設定しやすいセグメントです。

2)ライフスタイル

ライフスタイルのセグメントは、複数カテゴリの閲覧・購買履歴をもとに想定されるライフスタイルを持つカスタマーに向けたターゲティングとなっています。

▼設定可能なセグメント例

  • 「ファミリー層」「ビジネスオーナー」といった家族や立場などの特定の層に向けたセグメント
  • 「旅行好き」「スポーツ関連のコンテンツを視聴したユーザー」といった特定の趣味嗜好がある層に向けたセグメント
  • 「ドッグフードの新規購入者」「ビール、ワイン、スピリッツを購入または閲覧したことがある人」といった特定の商品に興味がある層に向けたセグメント

ライフスタイルは自社商品と関連のあるライフスタイルを持ったカスタマーに向けたターゲティングになりますので、特定のライフスタイルに関連のある商材を扱っているのであれば、設定した方が良いセグメントとなっております。

3)デモグラフィック

デモグラフィックのセグメントは、年齢・性別・世帯年収・職業・未既婚など特定の属性のカスタマーに向けたターゲティングとなっています。

▼設定可能なセグメント例

  • 「女性」「男性」といった性別のセグメント
  • 「20-24歳」「55-59歳」といった年齢のセグメント
  • 「会社員」「主婦」といった職業のセグメント
  • 「未婚」「子供あり」といった世帯に関するセグメントがあります。

デモグラフィックは自社商品のターゲット層があるようでしたら、設定しやすいセグメントで「男性」と「20-24歳」を組み合わせたターゲティングも可能です。

年齢や性別といった自社商品の購入層のデータは各社が取りやすいデータとなりますので、購入がされやすい層にターゲティングすることで購入につながりやすいセグメントとなっております。

4)興味関心

興味関心のセグメントは、商品・事柄・サービスなどに興味関心のあるカスタマーに向けたターゲティングとなっています。

上記の3つのセグメントはAmazonのデータを活用していますが、興味関心のセグメントはサードパーティのデータを活用しています。

▼設定可能なセグメント例

  • 「PC・電化製品に興味関心を持っているであろう人(直近4週間の傾向)」といった商品に関するセグメント
  • 「旅行・交通に興味関心を持っているであろう人(直近4週間の傾向)」といった事柄に関するセグメント
  • 「インターネットサービスに興味関心を持っているであろう人(直近4週間の傾向)」といったサービスに関するセグメントがあります。

興味関心のセグメントでは、サードパーティのデータを活用し、顕在層へ向けたターゲティングができます。

興味関心がある層に向けて、自社商品の認知を広めたい際に設定すると良いセグメントなっております。

セグメント活用の実例

本項では、実際の商品を基にどういったセグメントが有効か2商品を用いて、どのようなセグメントでターゲティングするのが有効的か独断で解説をさせていただきます。

※Amazonで販売されている商品を実例としてあげておりますが、執筆時点で弊社クライアントとの関連性はございません。実例に最適だったため、参考とさせていただきました。

商品1「知育おもちゃ」

商品1の商品は7歳から使える「知育おもちゃ」です。

この場合、前述した各セグメントに当てはめると、下記のターゲティングが有効だと考えられます。

  • インマーケット:知育・学習玩具
  • ライフスタイル:子育てパパ・ママ(小学生)
  • デモグラフィック:年齢 : 25-44歳
  • 興味関心:教育に興味関心を持っているであろう人(直近4週間の傾向)

これらのセグメントを設定をすることで、教育や知育カテゴリに興味があり、7歳以上の子育てをしている方にターゲティングすることができます。

また、「知育・学習玩具」と「子育てパパ・ママ(小学生)」、「年齢 : 25-44歳」と「教育に興味関心を持っているであろう人(直近4週間の傾向)」といった組み合わせも可能ですので、それぞれのセグメントで幅広くターゲティングすることもできますし、組み合わせてターゲットをより絞った狭いターゲティングも可能です。

このようにセグメントを設定することで、潜在層から顕在層までターゲティングでき、認知拡大の効果に期待ができます。


商品ページURL:https://www.amazon.co.jp/dp/B00FBWBM3G

商品2「男性用シャンプー」

商品2の商品は「男性用シャンプー」です。

この場合も同様に、前述した各セグメントに当てはめると、下記のターゲティングが有効だと考えられます。

  • インマーケット:男性用シャンプー・トリートメント
  • ライフスタイル:ヘアケア製品の新規購入者
  • デモグラフィック:性別 : 男性
  • 興味関心:健康・美容・化粧品の化粧品の中でスキンケアに興味関心を持っているであろう人(直近4週間の傾向)

これらのセグメントを設定をすることで、男性でシャンプーに興味があり、スキン・ヘアケアに関心がある方にターゲティングすることができます。

各セグメントで多くのターゲティングが用意されているので、デモグラフィックで男性かつ20代といった設定もできますし、興味関心のセグメントの幅を広げ、ファッションのアパレルの中でメンズファッションに興味関心を持っているであろう人(直近4週間の傾向)といった設定もできます。

こちらの事例においての設定は比較的広いターゲティングとなりますので、新規層獲得が期待できます。


商品ページURL:https://www.amazon.co.jp/dp/B09VSN353H/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事をまとめますと下記の通りとなります。

  • AmazonDSPではスポンサープロダクト広告と比べ幅広いターゲティングができる。
  • AmazonDSPのオーディエンスにはカスタマーのライフスタイルやデモグラフィックに合わせたものなど幅広いセグメントがある。
  • AmazonDSPでは多くのセグメントを活用して幅広いターゲティングや狭いターゲティングなど自由にターゲティング設定できる。

Amazon DSPは自社商品に合わせた正確なターゲティングが可能です。

こちらを活用して、売上を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

Amazon DSPについてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサル・運用代行のアグザルファまでご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました

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