【解説】Amazon出品で有効的な3つの動画活用方法!ブランド登録出品者は読んでほしい!
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。
昨年「Tik Tok売れ」といった言葉が話題に上がるなど、Tik TokやYouTubeなどの動画メディアを利用して商品紹介や使用方法をレクチャーしている動画を目にする機会が増えてきました。
一般的に動画は文章・静止画よりも直感的で伝わりやすいといわれており、ECにおいても動画の活用が年々注目されています。
Amazonでも動画機能が徐々に増えており、有効に活用していくことでブランドや商品の魅力をより分かりやすく伝えるブランディングが可能になります。
そこで今回の記事では、Amazon出品において動画を活用できる機会が増えていることを知っていただき、フル活用できるよう「Amazon出品で有効な3つの動画活用方法」について解説していきます!
目次
動画活用方法その1:商品ページ(サブ画像)
Amazonの商品ページではサブ画像へ動画を挿入することが可能です。
こちらは、Amazonブランド登録済みセラーの出品者が利用できる機能となっており、出品者側で設定出来る項目は「掲載する商品」「動画」「動画のタイトル」「サムネイル」となります。
動画の長さは1分以内で画質が良いものを推奨します。
動画が長いと最後まで視聴されない可能性があるため、商品の特徴や伝えたいことを簡潔にまとめた1分以内の動画にしましょう。画質に関しても、商品の色や素材感を正確に映すために高画質を選定します。
動画のタイトルやサムネイルも設定が出来るので、動画で伝えたい内容や画像がひと目で分かるように設定しましょう。
商品動画の細かな設定方法・要件については以下記事をご参照ください⬇︎
では、商品ページでの動画活用方法について、実際に動画が掲載されいてる商品をもとに解説いたします。
活用例:ランニングシューズ
ランニングシューズの場合は柔軟性や履き心地、衝撃吸収など着用しないと伝わりにくい特徴があります。
参考商品ページURL:https://www.amazon.co.jp/dp/B083QG29QB
こちらの動画ではシューズの柔軟性の紹介に加え、実際にシューズを着用した人が走ったり、着地したりする動画になっているため、商品画像だけでは伝わり切らない特徴が動画から伝わってきます。
シューズやアパレルなどの着用商品は、動画を活用することで動きや素材感といった現物に近いイメージを伝えやすく、動画との相性が良い商品です。
活用例:保湿乳液
つぎに、乾燥肌や敏感肌向け保湿乳液の商品ページを解説いたします。
参考商品ページURL:https://www.amazon.co.jp/dp/B09T313GPY
テキストや画像では伝わりづらいトロみなどの質感や、実際の使用方法が順序立てて伝わるものとなっています。ライン使いで同じブランドの化粧水も同時に紹介しているため、他の商品を知る機会も与えています。
化粧品についても、動画を活用することで商品の特徴が伝わりやすく、ブランドのファンを獲得するのに有効となるため、動画との相性が良い商品といえます。
動画との相性が良い商品カテゴリは他にもございますので、上記の解説をご参考に商品ページでの動画活用を検討してみてください。
動画活用方法その2:Amazonストア
Amazonブランド登録済みの出品者が利用できるAmazonストアでは、動画を挿入できるタイルがあります。
出品者が設定出来る項目は「動画」「カバー画像」です。
動画は、2分以内で画質が良いものを推奨します。
前項の商品ページ内のサブ画像と比べると、Amazonストアは回遊時間が長くなる傾向がありますので少し長めの「2分以内の動画」推奨いたします。
とはいえ、短い時間でも商品やブランドの魅力が伝わるよう簡潔にまとめたものにしましょう。
Amazonストアの細かな設定方法や要件については以下記事をご参照ください⬇︎
では、Amazonストアでの動画活用方法について実際に動画が掲載されているストアページをもとに解説いたします。
活用例:調理器具
こちらのブランドは、創業以来90年以上にわたってアルミニウムの調理器具を製造しているメーカーです。
ブランドストアページ:https://www.amazon.co.jp/stores/HOKURIKUALUMI/page/50EEC40B-9660-4BF7-BD7F-EA7783BCD198
Amazonストア内の動画では、調理工程から商品の使用感やアルミニウム調理器具の多様な用途、「あったかい」道具というブランドコンセプトなどが伝わってきます。
また、「お湯の湧く音」や「野菜を炒める音」が心地よく響き、落ち着いたBGMでどこか懐かしさを感じる演出で「耳から」も商品とブランドの雰囲気や想いを伝えています。
このように動画ではナレーションやBGMを駆使してより効果的な演出も可能です。ブランドコンセプトや特徴、商品の魅力を視覚・聴覚に訴えることで視聴者(購入者)の記憶に残りやすいことも動画の特徴です。
動画活用方法その3:スポンサーブランド広告
最後に、スポンサーブランド動画広告での活用方法についてです。
スポンサーブランド動画広告とは、Amazonサイト内の検索結果画面で表示される広告でAmazonブランド登録が必須となります。
出品者が設定出来る項目は「掲載する商品」「動画」となります。
動画は30秒以内で画質が良いものを選びましょう。
スポンサーブランド動画広告は、検索結果画面に表示されることから、購入を迷っているユーザーや比較検討段階のユーザーに閲覧されるため、短く簡潔に商品とブランドの魅力とコンセプトを伝える必要があります。特に動画の初めに重要な情報をまとめ、クリックされやすい動画を意識した構成で制作しましょう。
また、画質が悪いとそもそもクリックされませんので、高画質な動画を目指しましょう。
Amazonスポンサーブランド動画広告については以下記事をご参照ください⬇︎
では、実際に掲載されているスポンサーブランド動画広告をもとに解説いたします。
活用例:食品
こちらはA5等級にランク付けされた飛騨牛の商品ページ内の動画です。
広告商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B08XBBCGSH
動画では、肉質やサシの具合が動画から伝わり、美味しくいただくための焼き方が文字情報で分かりやすく表示されています。
再生時間はわずか12秒ですが、短い時間で商品特徴を伝えているクリックされやすい動画となっております。
このように動画広告では商品ページへの期待感が高まり、クリックされやすい動画を準備しましょう。スポンサーブランド動画広告を有効に活用することでセッション数、転換率向上が期待出来ます。
Amazonブランド登録へトライ!
ここまで、Amazonで有効な動画活用方法を解説してきましたが、3つの機能すべてにおいて「Amazonブランド登録が必須」となります。
まだブランド登録をされていない出品者様や、聞いたことはあるけど登録手順がわからない方も多くいるのではないでしょうか。
Amazonブランド登録をすることで、動画活用の機能以外にも多くの限定機能やメリットがありますので、ぜひトライしてみましょう!
ブランド登録の申請手順については、以下ページで解説していますのでご参照ください⬇︎
まとめ
今回はAmazonでの動画活用方法について解説いたしました。
動画を活用することで商品の魅力を視覚・聴覚を交え効果的に伝えたり、ブランドイメージの浸透やファン獲得などにも役立てることができます。
これによって転換率アップ、売上拡大にも繋がりますので、是非今回の記事を参考にAmazonで動画を活用してみてくださいね!
「Amazonでの動画活用」についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。
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