【必見】Amazon出品者出荷で役に立つ!知っておきたい4つの設定
(最終更新日:2023年11月28日)
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。
今回は意外と忘れてしまいがちな、出品者出荷で役立つ設定事項について解説していきます。
“祝日や年末年始の営業日設定はどうするんだっけ?”
“予約注文と商品の入荷予定日の設定の違いはなに?”
“代金引換を支払い方法から除外したい”
など、出品者出荷に関する細かな疑問や要望を解決するために、「Amazonの出品者出荷で役に立つ!知っておきたい4つの設定」をピックアップしました。
これらの設定を適切に行うことで、業務効率の改善やユーザートラブルを回避できるだけでなく、転換率の向上にも繋げることができます!
これから出品を考えている方も、既に出品していて設定に不安がある方も、知っておいて損はない情報ですので是非最後までご覧くださいませ!
目次
営業日・祝日設定
まずはじめに、営業日の設定についてご紹介します。
営業日設定
営業日の設定は、「セラーセントラル>設定>配送設定>一般配送設定」から確認することができます。
現在設定中の営業日は赤枠部分で確認することができ、修正が必要な場合は項目右上にある「編集」ボタンから編集することが可能です。
ただし、Amazonの仕様上、「月曜日~金曜日の平日は必須の営業日として固定」されているため、出品者側で変更することができるのは土日の営業日設定のみになります。
なお、この「出荷設定」は、土日の営業日設定のほかに「注文締め時間」や「最終集荷時間」などの設定を行う項目でもあります。
祝日設定
続いて、祝日の営業日設定について解説していきます。
基本的にAmazonでは、「祝日は休業日」として扱われるため、祝日に出荷対応を行う場合は「セラーセントラル>設定>配送設定>一般配送設定」の「祝日」の項目より、営業日として設定を行う必要があります。
仮に祝日の設定を行わなかった場合、購入者に表示される出荷予定日および購入者へのお届け予定日の計算に祝日が含まれなくなってしまうため、実際より遅い出荷予定日および購入者へのお届け予定日が表示されてしまいます。
お届け予定日など配送にかかる日数が短いほど購入者に対する訴求効果は高いので、祝日に出荷対応が可能であるならば、祝日の営業日設定を行うことを強くおすすめします。
また、祝日の営業日設定は、翌年分までは行うことが可能ですが、その先の祝日はAmazon側で一覧が更新されてからでないと設定することができません。
そのため、一覧が更新されたら都度行う作業になりますが、年に一回程度の作業になると思われますので、対応漏れがないよう十分お気を付けください。
お届け日時指定の設定
次は、お届け日時指定の設定についてご紹介いたします。
お届け日時指定は、配送パターン毎に設定を行います。
設定方法は、配送パターンの編集画面の中ほどにある「お届け日時指定」のチェックボックスにチェックを入れます。
チェックを入れると、「配送時間帯の指定枠」及び「配送地域」を指定する画面が表示されます。
- 配送時間帯の指定枠:購入者がお届け日として選べる日時を指定する項目となります
- 配送地域:お届け日時指定便を利用できる地域を指定する項目になりますが、赤枠部分の「配送可能日時」の設定には注意が必要です。
「配送可能日時」は、購入者が指定できる日数の最短・最長何日かを入力する項目になります。
最短の日数は、出荷作業日数(リードタイム)と配送所要日数の合計した日数にはなると思いますが、「配送時間帯の指定枠」で指定した時間内にきちんとお届けできるかをご確認いただく必要があります。※2023年11月現在、「配送可能日時」は、出荷してから購入者様の手元に届く日数を入力する項目となります。
最短の日数が夜間等に注文いただいた場合でも「配送時間帯の指定枠」で指定した時間内にきちんとお届けできるかをご確認いただく必要があります。
また、購入者が設定できる最短の日時は『出荷作業日数(リードタイム)+ 配送可能日時の最短日数』以降となります。
例)出荷作業日数(リードタイム):5日
配送可能日時:5 から 14日(上記図の例)
購入者が設定できる最短の配送時間帯:10日後の8:00以降
地域ごとに配送所要日数は変わってきますので、配送所要日数が同じ地域に分けたルールを設定することをおすすめします。
最長の日数は、最大30日までの範囲で選択することができますので、どれくらい先の注文まで受け付けるかをご確認ください。
注意点
長期間出荷を停止される場合などは「お届け日時指定」のチェックを外していただくか、「お届け日時指定」のない配送パターンに切り替えるようにしてください。
入荷予定日設定と予約注文設定の違い
続いては、入荷予定日設定と予約注文設定の違いを解説します。
まず、それぞれのおおまかな概要は以下のとおりになります。
入荷予定日設定
商品が過去にすでに販売されており、現在在庫切れの場合は、入荷待ち商品として出品することが可能になります。入荷待ち商品は、現時点で注文を受け付け、在庫が入った時点(入荷予定日)に出荷します。ただし、入荷予定日は30日先までしか設定ができませんのでご注意ください。
予約注文設定
予約注文は、商品がまだ販売されておらず、事前の注文を受け付ける場合に設定が可能となります。発売日は最低3日以上先、最大365日以内の期間で設定可能です。(※ただし、書籍は予約注文の対象外、おもちゃ&ホビーカテゴリーでは730日以内の発売日が設定できます。)
大きな違いとしては、「予約注文設定」は新商品などの今まで販売されていない商品に対して設定でき、「入荷予定日設定」は既存商品に対して行う設定となります。
入荷予定日設定の詳細
続いて、「入荷予定日設定」の詳細について説明いたします。
「入荷予定日設定」を設定するには以下の条件を満たす必要があります。
・商品が30日以内に出荷可能であること。
・商品がフルフィルメント by Amazonの出荷ではないこと。
・商品が本、メディア、ビデオ・DVDではないこと。これらの商品は注文確定日から2営業日以内に出荷する必要があります。
引用元:Amazon出品者のヘルプ 予約商品または入荷待ち商品の出品(https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G45231)
上記の条件を満たしていれば、「出荷予定日」(商品の発送日として購入者に約束する日付)を設定することで、入荷待ち商品として販売が可能となります。
「入荷予定日設定」は、「セラーセントラル>全在庫の管理>在庫管理」から対象となる商品を検索し、「詳細の編集」画面から設定を行うことができます。
なお、在庫ファイルを利用した一括更新も可能です。
「予約注文設定」の詳細については、以下のブログ記事で詳しく解説しておりますので、是非そちらをご覧くださいませ。
代金引換&コンビニ決済のON/OFF設定
最後に代金引換とコンビニ決済のON/OFF設定について解説いたします。
代金引換とコンビニ決済のON/OFF設定は、どちらも在庫管理画面の商品毎の「詳細の編集」画面から行うことが可能です。
「詳細の編集>出品情報」の下段にそれぞれのチェックBOXが表示されております。
上記にチェックを入れることで有効・無効を選択することができます。
また、複数商品を一括で変更をかけたい場合は、在庫ファイルを使用する方法もあります。
変更をかけたい商品カテゴリーの在庫ファイルをダウンロードし、必須情報(SKUなど)の入力と合わせて、下記「使用しない支払い方法」の項目に指定の値を入力します。
「使用しない支払い方法」に入力できる値は、以下の4つになります。
1.「exclude cod」・・・代金引換を無効
2.「exclude cvs」・・・コンビニ決済を無効
3.「exclude cod and cvs」・・・代金引換及びコンビニ決済を無効
4.「exclude_none」・・・どちらも有効(※空欄の場合も同じ)
※詳しくは、在庫ファイル「データ定義」シートにも記載がありますので参考にしてください。
なお、Amazonで購入の大半はクレジット決済で行われますが、代金引換やコンビニ決済の支払い方法をとられる購入者も一定数いますので、代金引換とコンビニ決済のON/OFFが売上に影響を及ぼすことも少なくはないため、ON/OFFの切り替えは慎重に検討されたうえで実行されることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Amazonの出品者出荷における忘れがちな点をいくつかピックアップして解説いたしました。
“あれ?これどこで設定するんだっけ?”といった際にこのブログが参考になれば幸いです。
また、今回ご紹介できなかった困りがちな設定などもいくつかありますので、また別の機会にご紹介できればと思っています。
出品者出荷の設定事項についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
アグザルファブログが少しでも今後のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の記事はYouTubeでも解説しておりますのでご参考ください⬇
今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。
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