【まとめ】住所変更したらAmazonセラーセントラルで対応すべきこと(出品者出荷 / FBA出荷)

住所変更したらAmazonで対応すべきこと

こんにちは!

国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。

早速ですが、会社引越しや発送元の倉庫移転などの理由で、Amazonセラーセントラル上へ登録している住所が変更となった際、

  「 出品用アカウント情報の登録住所を修正すれば対応完了 」

と思っていませんか?

実はAmazonを運営するうえで、登録住所が変更になった場合の対応は想定以上に多くの箇所を変更する必要がございます。

そこで今回は「出品者出荷」「FBA出荷」それぞれにおける、住所変更後にAmazonセラーセントラルで対応すべき変更箇所をまとめて解説いたします。

出品者出荷の住所変更箇所一覧

まず、大前提のお話となりますが、Amazonの配送形態は大きく分けて2種類ございます。

 ・出品者出荷
 ・FBA出荷

「出品者出荷」は文字通り出品者独自で配送を行い、「FBA出荷」はAmazonが保有する倉庫に商品を預け、Amazonが代わりに配送業務に関わる全般を代行してくれる配送形態となります。

FBA出荷についてよく分からない方は、以下記事で詳しく解説しておりますのでご参照くださいませ⬇︎

【必見!】Amazon FBAを利用するメリット・デメリット

以上を踏まえたうえで、まず最初は「出品者出荷」における住所変更で対応すべき項目を解説してまいります。

出品者出荷において、住所変更に伴う対応項目は以下4項目です。

① 会社住所
② 返送先住所
③ 販売業者の住所 (※記載している方のみ対応)
④ 一般配送設定

出品者出荷を利用している出品者は①会社情報だけでなく、②返送先住所の変更、③販売事業者の住所、④一般配送設定の変更も必須になりますのでご注意ください。

出品者出荷の変更手順

それでは、修正箇所の変更手順について①から④の順に解説してまいります。

①会社住所

1.セラーセントラル内の「設定」⇒「出品用アカウント情報」をクリック

2.「出品者情報」⇒「会社情報」をクリック

3.「新しい住所を追加」をクリック

4.「新しい住所を追加」画面へ移行後、名前と新住所、お電話番号をご入力いただき、「送信」をクリックして完了

こちらの情報は、出品者情報が全て表示されるストアフロント内の「特定商取引法に基づく表記」に表示され、Amazonを利用するお客様の目に触れる項目になりますので、修正漏れがないようご注意ください。

②返送先住所

1.セラーセントラル内の「設定」⇒「出品用アカウント情報」をクリック

2.「配送・返品情報」⇒「返送先住所」をクリック

3.「返送先住所の管理」⇒「返送先住所を管理する」をクリック

4.「+ 新しい住所を追加」をクリック

5.「新しい住所を入力する」画面へ移行後、名前と移転先住所、お電話番号をご入力いただき、「住所を追加」をクリックして完了です。

※上記緑枠部分の「いつもこの住所に届ける」へチェックを入れると、新しい住所をデフォルト化できます。修正漏れがあると、修正前の住所へ商品が返送されてしまいますのでご注意ください。

こちらの情報は、購入者様が返品リクエストをした際にAmazonからご購入者様へ送信されるメールに「返送先住所」として記載されます。

③販売業者の住所(※記載している方のみ対応)

1.セラーセントラル内の「設定」⇒「情報・ポリシー」をクリック

2.「出品者情報」をクリック

3.「出品者情報の内容」に会社住所を記載している場合はこちらで修正を行い、「保存」をクリックして完了です。

こちらの情報は、ストアフロント内の「出品者について」という箇所に表示され、Amazonを利用するお客様の目に触れる項目になりますので、修正漏れがないようご注意ください。

④一般配送設定

1.セラーセントラル内の「設定」⇒「配送設定」をクリック

2.「一般配送設定」⇒「主な出荷元住所」の「編集」をクリック

3.「+ 住所を新規追加」をクリック

4.新たな発送住所をご入力いただき、「保存をクリック」

5.「主な出荷元の住所を編集」画面へ戻るので、新住所を選択後、「保存」をクリックして完了です。

出品者出荷の住所修正箇所は以上となります。

修正漏れや修正ミスが無いようにご対応ください。

FBA出荷の住所変更箇所一覧

続いて、FBA出荷における修正項目を解説してまいります。

FBA出荷において住所変更に伴う変更項目は、以下6項目です。

FBA出荷の場合、変更項目は6項目となり出品者出荷より2項目増えます。

①会社住所
②販売業者の住所(※記載している方のみ対応)
③FBA商品の返送先住所
④FBA商品の発送元住所
⑤販売不可在庫の自動設定の返送先住所(※設定している方のみ)
⑥販売可能な在庫の自動設定の返送先住所(※設定している方のみ)

FBA出荷の変更手順

それでは、修正箇所の変更手順について①から⑥の順に解説してまいります。

①会社住所

1.セラーセントラル内の「設定」⇒「出品用アカウント情報」をクリック

2.「出品者情報」⇒「会社情報」をクリック

3.「新しい住所を追加」をクリック

4.「新しい住所を追加」画面へ移行後、名前と新住所、お電話番号をご入力いただき、「送信」をクリックして完了です。

こちらの情報は、出品者情報が全て表示されるストアフロント内の「特定商取引法に基づく表記」に表示され、Amazonを利用するお客様の目に触れる項目になりますので、修正漏れがないようご注意ください。

②販売業者の住所(※記載している方のみ対応)

1.セラーセントラル内の「設定」⇒「情報・ポリシー」をクリック

2.「出品者情報」をクリック

3.「出品者情報の内容」に会社住所を記載している場合はこちらで修正を行い、「保存」をクリックして完了です。

こちらの情報は、ストアフロント内の「出品者について」という箇所に表示され、Amazonを利用するお客様の目に触れる項目になりますので、修正漏れがないようご注意ください。

③FBA商品の返送先住所

1.「在庫」⇒「全在庫の管理」をクリック

2.いずれか任意のSKU1つにチェックを入れ、右側「詳細の編集」のプルダウンメニューを展開

3.「返送/所有権の放棄依頼の作成」をクリック

4.「返送または所有権の放棄方法を選択」の「配送先住所」をクリックし、「配送先住所」横の「変更」をクリック

5.「住所を更新する」画面にて情報をご入力いただき、「この国における出品者都合の返送/所有権の放棄のデフォルトの住所として設定」にチェックを入れ、「保存」をクリックして完了です

※「この国における出品者都合の返送/所有権の放棄のデフォルトの住所として設定」へチェックを入れるとデフォルト化されます。

④FBA商品の発送元住所

1.セラーセントラル内の「在庫」⇒「納品」をクリック

2.「納品」⇒「Amazonへ納品」をクリック

3.「発送元」⇒「別の住所から発送」をクリック

4.「連絡先を追加」をクリック

5.情報をご入力いただき、「連絡先を追加」をクリックして完了です。

※FBA納品プランを作成する際に、都度新しい住所が選択されているかご確認ください。

⑤販売不可在庫の自動設定の返送先住所(※設定している方のみ)

1.「設定」⇒「FBAの設定」をクリック

2.「販売不可在庫の自動設定」右側の「編集」をクリック

3.「返送先住所を入力」項目に情報をご入力いただき、「更新」をクリックして完了です。

⑥販売可能な在庫の自動設定の返送先住所(※設定している方のみ)

1.「設定」⇒「FBAの設定」をクリック

2.「販売可能な在庫の自動設定」右側の「編集」をクリック

・「返送先住所を入力」項目に情報をご入力いただき、「更新」をクリックして完了です。

FBA商品に関する住所変更もたくさんの箇所を修正する必要があり、返送先住所が ” 未変更 ” のままだと、” 移転前の住所 ” へ返送されてしまいますので要注意です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

変更箇所によっては、Amazonを利用するお客様の目に触れる項目であったり、商品の返送先としてお客様にお知らせされてしまうので、変更漏れやミスが無いよう十分に注意しながら修正することをおすすめします。

現在のAmazonでは、一括で住所を変更できる機能がないため1つ1つの項目を地道に変更する必要がありますが、倉庫を利用している出品者は、返品商品は本社住所へ・発送元住所は倉庫へ設定する事も出来ますのでぜひご活用くださいませ。

住所変更後に伴うAmazonセラーセントラルで対応すべき項目についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。

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